人生

「運」の善し悪しなんて気にしないで下さい! 

 

『「運」の善し悪しなんて気にしないで下さい!』

 

「運」より「地道な努力」で結果が決まる

 

私は祖母から戦時中の話をよく聞かされていました。

私のご先祖様は武士だったようで、武士の写真が沢山あったそうですが、日本中が空襲された太平洋戦争で、その写真も全て焼けてしまったと聞かされました。

太平洋戦争は大国のアメリカと戦争したから負けたのですが、単純に国力の差で負けたのではありません。

空襲されてボロボロになるような負けをしたのは、日本軍が「地道な努力」をしなかったからです。

アメリカ軍は「地道な努力」で情報を収集し、日本軍の暗号を解読していたのです。

日本軍の動きは丸分かりで、日本軍がボロボロに負けるのは当たり前だったのです。

「地道な努力」の結果が勝敗を分けたのです。

国力や「運」ではなくアメリカ軍は「地道な努力」で勝つべくして勝ったのです。

 

私は本当に「運」が悪い!

 

世の中には自分のことを「運」が悪いと思っている人もいると思います。

私もその中の1人です。

何故なら、難病にかかったのです。しかも原因不明で、まだ治す薬が作れない病気です。

しかも、発病したのは39歳のときでした。

私が勤めていた会社では40歳で管理職になります。

先輩に「管理職になると違いはありますか?」と聞いたところ、「残業手当は無くなるが、ボーナスは100万円増える」と言うのです。

私は、あと1年で年収が700万円になるところで、難病のために退職したのです。

正確にはあと9ヶ月でした。

せっかく3回の転職をして、収入を増やしてきたのに、突然無収入になったのです。

本当に「運」が悪いと思いませんか?

 

1年前にも「運」の悪いことが

 

私の「運」の悪さは病気だけではありません。

難病にかかる1年前には交通事故に遭っていました。

青信号で横断歩道を歩いているときに、右折車にはねられたのです。

5、6メートル飛ばされました。

右足と背骨を骨折していました。

全治1ヶ月でした。

青信号で事故に遭うのも「運」が悪いと思いませんか?

 

「運」が良かったとも思える

 

背骨の骨折は圧迫骨折でした。

圧迫骨折とは背骨の一部が押しつぶされることです。

幸い神経までは影響しなかったようで、下半身不随のようなことにはなりませんでした。

今では、後遺症もなく、普通に歩いたり走ったりが出来ます。

大好きなバイクにも乗れます。

もう少し車のスピードが速く、10メートルも飛ばされていたら、今頃は車椅子の生活になっていたでしょう。

考え方によれば「不幸中の幸い」で、「運」が良かったとも思えます。

 

「運」が最悪になる確率は0に近い

 

私の難病は消化器系で、当時の日本での患者数は4万7千人程でした。

1億2千万人の中で4万7千人だと0.039%です。

たった0.039%、かなり0%に近い数字です。

他の難病にかかる可能性も同じくらい小さな確率でしょう。

 

「運」の善し悪しを気にしないでと言える理由

 

私と同じ難病になる可能性は0.039%です。

0に近い確率で難病にかかる心配をするより、99.961%のかからない確率を信じる方が「現実的」だと思います。

仕事やスポーツや勉強を頑張っても、「運」が悪ければ何もならないとは思わないで下さい。

人生を変える程、「運」の悪いことは99.9%起こりません!

頑張った方が、結果として、良い方に行きます。

私も頑張ってスキルアップをし、転職して収入を増やしていきました。

私のように「運」悪く難病になるのはレアケースです。

もう一度言います、99.9%は私のようにはなりません!

「運」の善し悪しは気にしないで下さい!

 

「からだ」が動けば何とかなる!

 

私は難病でも「からだ」は自由に動きます。

バイクにも乗れます。

時効だと思うので言ってしまいますが、高速道路を180キロで走ったこともあります。

(絶対にまねしないで下さい!転倒すると骨折では済みません!)

「からだ」が動けば色々なことが出来ます。

「からだ」が動く限り「努力」をすれば何とかなると私は思っています。

「運」より「努力」です!

 

文章:エムユー

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